タグ別アーカイブ: コメディ

ミュータント・ニンジャ・タートルズ 影(シャドウズ)

正統派ヒーローとは一味違った魅力を見せる、ノリノリでニューヨークを守るミュータント・タールズの映画、第二弾。

前回に引き続き製作をマイケル・ベイがつとめ、破天荒な世界観と勢いのいい編集はそのままに、新キャストを加えてまさにパワーアップと呼ぶにふさわしい続編に仕上がっている。

ストーリーのアラも観ている間は気にならないようになっており、弱点を克服したうえできっちりと一本の作品に仕上げた、愛すべき作品だ。

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キングスマン

2015年、突然スパイ映画ブームが到来した。いくつも公開される大作スパイ映画の中で、公開順で最も早かったのが本作、「キングスマン」である。

年末の「007スペクター」に向けてますます高まっていくスパイ熱のさなか、本作は非常に明快なスタンスでこのジャンルに挑んでいる。

すなわち、「荒唐無稽で現実離れしたスパイ映画を、もう一度正しく作ろう」ということだ。そしてその狙いは見事に成功している。テーマ設定からわくわくするガジェットに至るまで、そのコンセプトががっちりハマリ、イギリス流のひじょーーーーーに悪趣味なユーモアで味付けした傑作だ。

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インサイド・ヘッド

 今や世界一のアニメスタジオと呼んで一向に差し支えないだろうピクサーの最新作は、なんと「人間の脳」を舞台にしたコメディアドベンチャー。^
 ひとりの人間の内面を擬人化して描いてみせる作品は数あれど、これほど科学的な考証に基づき、しかも高水準のエンターテイメントとして昇華している作品は例がない。^
 高水準のアニメ表現を「当然のもの」として、その先で「何を描くか」という領域にまでたどり着いた本作は、子供から大人まで、誰が見ても楽しめる超一級の傑作だ。^
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劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス

映画は心の旅だ。

だから、時には異国の文化や思いもよらない世界観にぶち当たることがある。

あるあるを楽しむことができるのも魅力なら、「こんな考え方や表現があったなんて!」という驚きも、また映画を観る楽しみといえる。

さて、本作はここ数年でも指折りの「思いもよらなさ」を味わうことができる。異世界に迷い込んだような、不思議な視聴感だ。

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ミュータント・タートルズ

亀でニンジャ。その上ミュータントでティーンエイジ。

タイトルを聞いただけでぷっと噴き出してしまいそうになるが、テンポの良いギャグと疾走感のあるアクションに乗せられている内に、いつの間にか本気で彼らを応援している。

「ミュータント・タートルズ」の魅力は、そんなところにあると思う。

マイケル・ベイがメガホンを預けたジョナサン・リーベスマンは、そんな彼らの魅力を十分に引き出し、今日向けに見事にアップデートしてみせている。

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