タグ別アーカイブ: バイオレンス

ジョン・ウィック

「96時間」シリーズのヒットを受けてか、近年この手の復讐ものの映画が製作されるようになってきた。筆者としてはうれしい限りだが、本作はその中でも決定版ともいえる秀逸なデキだ。

キアヌ・リーブスの内面やイメージを反映させた、はまり役と言ってもいいキャラクター。キレのいいスピーディなアクション。想像が広がる魅力的な世界観と、100分の上映時間においしい要素が詰まっている。

繰り返し何度も見て作品の描いている世界に浸りたくなる快作だ。

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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

コミック作品の実写化は、今や日本映画のみならず世界的な潮流といえる。

さて、「進撃の巨人」は世界中で記録的なヒットを飛ばしている人気シリーズであり、いわば映画原作コミックの大本命。すでにテレビアニメシリーズが製作され、その内容をまとめた映画版前後編も大好評だ。

その作品舞台は文明が崩壊した未来かつヨーロッパ調。日本映画で、一種の「異世界」をいかに作り込むことができるか。何より、重大な衝撃をもって迎えられた巨人の恐ろしさを実写映画で再現できるか。

実写化それ自体が、いわば世界市場という巨人への挑戦になる一作。偉大なる挑戦作として、この夏の映画界を賑わすことは間違いない。

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味園ユニバース

本作は「関ジャニ∞」の一員、渋谷すばるの初単独主演映画である。
関ジャニ∞はメンバー全員が関西出身、関西を拠点にしたグループだ(ファンの方にとっては今さらな説明だろうが、一応)。よって本作も大阪・千日前にある「味園ビル」と、その中にあるイベントスペース「ユニバース」を舞台にしている。味園ビルもユニバースも実在している点もポイントだ。
しかし、ユニバースはジャニーズが代表するようなメジャーな音楽シーンの舞台というよりは、もっとアンダーグラウンドな(たとえば、本作に登場する赤犬のような)ライブが行われている場所だ。
そんな相反する世界観のぶつかり合い、混沌とした音楽の世界観が大きな魅力になっている。
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96時間 レクイエム

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イコライザー

PG12としてはギリギリの線だろう、バイオレンスなシーンが連続する本作。そこに描かれるのは、きわめて純粋な勧善懲悪だ。
バイオレンスにあふれ、一貫して渋い雰囲気を味わわせながらも、「正義」とは何か、という、明快にして普遍的なテーマに挑んでいる。

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