タグ別アーカイブ: 楽しい

ジュラシック・ワールド

デジタル技術を映画に持ち込み、CGによって「存在しないもの」を生み出してしまった大傑作「ジュラシック・パーク」シリーズ、「ジュラシック・パークⅢ」から14年ぶりとなるシリーズ4作目。

日本では2015年で最大の売上を記録したのみでなく、世界興収でも「タイタニック」「アバター」に次ぐ史上三位(!)という大記録を売り上げた。

あえて意図的にシリーズの構造を守りながらも、この2015年にふさわしいアップデートを加え、本シリーズが与えてきた、映画を観ることへの原体験……平易な言葉で言ってしまえば、「ドキドキ」「ワクワク」をスクリーンに見事に復活させている。

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インサイド・ヘッド

 今や世界一のアニメスタジオと呼んで一向に差し支えないだろうピクサーの最新作は、なんと「人間の脳」を舞台にしたコメディアドベンチャー。^
 ひとりの人間の内面を擬人化して描いてみせる作品は数あれど、これほど科学的な考証に基づき、しかも高水準のエンターテイメントとして昇華している作品は例がない。^
 高水準のアニメ表現を「当然のもの」として、その先で「何を描くか」という領域にまでたどり着いた本作は、子供から大人まで、誰が見ても楽しめる超一級の傑作だ。^
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映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪

シリーズ10周年作品「ハピネスチャージプリキュア!」を経て、「Go!プリンセスプリキュア」で次なる十年へフミだそうとしている「プリキュア」シリーズ。

春休み恒例のオールスター映画も、「DX」「NewStage」各3本を経て、7本目にあたる本作が第三ステージ。

プリキュアたちが強力して巨悪に立ち向かう、アクション性が強調されていたこれまでのシリーズから一転、本作ではプリキュアたちが歌って踊るミュージカルとなっている。

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劇場版プリパラ み~んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ

アイドルアニメの最先端、「プリパラ」初の劇場アニメ。とはいえ、実質的に、その前進である「プリティーリズム」とのコラボレーション作品だ。

「劇場版 プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン」と同様、劇映画としての要素は薄く、3D作画による豪華絢爛なショーが大画面で楽しめる。

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シェフ ~三ツ星フードトラック始めました~

映画では、ひとつのストーリーに様々な意味が投影される。

「アイアンマン」で一躍時の人となったジョン・ファブロー監督が、再び自主製作映画に着手した本作は、監督本人の人生経験や、仕事への哲学、また生きることへの賛歌など、重層的な(そしてそのすべてがポジティブな!)テーマを折り重ねている。

しかも、おいしい料理と痛快な話運びではさみ込んだ、誰でも楽しむことができるエンターテイメント作品として仕上げられている。

なお、本作の鑑賞中にはお腹が空くことが予想されるので、食後に観るか、あるいは焼き肉店でも予約してから鑑賞することをお勧めする。

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