タグ別アーカイブ: 渋い

WILD CARD ワイルドカード

主演・ジェイソン・ステイサム、サイモン・ウェスト監督といえば「メカニック」に「エクスペンダブルズ2」と、何度もコンビを組んできた勝手知ったるコンビだろう。

イメージ通りなら、見やすく乗りの軽いからっとしたアクション映画……となりそうだが、本作は一転して渋い雰囲気を漂わせたハードボイルド映画だ。

ジェイソン・ステイサムも40台後半に差し掛かり、均整のとれた肉体美に頼らずに映画を作ることへ挑戦した結果だろうか。意外なほどに落ち着いた雰囲気を味わえる。

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イコライザー

PG12としてはギリギリの線だろう、バイオレンスなシーンが連続する本作。そこに描かれるのは、きわめて純粋な勧善懲悪だ。
バイオレンスにあふれ、一貫して渋い雰囲気を味わわせながらも、「正義」とは何か、という、明快にして普遍的なテーマに挑んでいる。

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泣く男

『アジョシ』で大ヒットを飛ばし、韓国を代表する映画監督となったイ・ジョンボムが描き出す、緊迫感に溢れたアクションシーンを堪能できる。

主演のチャン・ドンゴンも、また韓国を代表するスター俳優だ。しかし、その正統派のイメージとは大きくかけ離れた、凶暴な殺し屋役に挑戦していることも注目を集めている。

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蜩の記

このところ、時代劇の上映が多くなっているのはうれしい限りだ。
その傾向は殺陣マシマシの痛快チャンバラ劇よりもむしろ、人間ドラマに焦点を当て、しっとりとした語り口のものが多いように思う。
本作はそうして、「深みのある時代劇」のいわば決定版。原作は直木賞受賞作であり、メガホンをとるのは黒澤明を支えた大ベテラン、小泉堯史である。
役者陣にも実力派をそろえ、景色の香りがただよってきそうな彩り豊かな画面で見せてくれる。

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