タグ別アーカイブ: 笑える

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

現代社会に生きるヴァンパイアたち。死者でありながら人間たちから隠れ、ひっそりと身を寄せ合って暮らしている……と、これだけ書くと、ずいぶん深刻そうに思えるが、全編のタッチはコメディだ。

モキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)形式をうまく使って、客観的な視点で吸血鬼をとらえる。異常なものを主観的にとらえればホラー、客観的に見ればコメディ、というのはよく言われることだが、本作はまさにそれを体現している。

下品なギャグも頻出する作品だが、モキュメンタリーを利用してどこか品の良いナンセンスギャグとして成立させている。そうして、吸血鬼たちを「彼らは本当にどこかに生きているのかも」という気分にさせてくれる。(もちろん、吸血鬼だから死んでいるのだが)

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映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!

私たちはいま、妖怪ブームの真っ只中にいる。

ヒット商品は時にブームを巻き起こす。ブームが肥大化すれば、それは「社会現象」と呼ばれることになる。それほどの規模の作品が登場するのは、十年に一度と言ったところか。『妖怪ウォッチ』こそ、十年に一度の作品と呼んで差し支えあるまい。

いまや小学生以下にとって、妖怪は最も重要なカルチャーといっても過言ではない。

本作はそんな『妖怪ウォッチ』の劇場版第一作だ。ゲームが発売されてわずか一年半ほどでの劇場アニメ化は、『ポケットモンスター』以上のペースである。

では、時間がないかなその場しのぎで作られた映画になっているかというと、そうではない。職人芸的な工夫が随所にみられ、ブームの勢いを見事に乗りこなし、一過性のブームを文化として固着させようという、意欲的な内容に仕上がっている。

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100歳の華麗なる冒険

 物語を描くには、二つの方向性がある。
 ひとつは、登場人物や世界を掘り下げ、「深度」を増すことで物語を推進させていく方向。
 もうひとつは規模、スケールを広げることで、物語をどんどんエスカレートさせていく方向。映画ではこちらの方向性が相性がいいように思う。実際に映像で、何がどうなっているかを示すことができるからだ。
 さて、「100歳の華麗なる冒険」は、スウェーデン国内で興行収入ナンバーワンに輝いた作品であるという。何が人気を集めたのか。それは、本作を観てみれば一目瞭然。この作品のエスカレートぶりはもはや快感の域に到達している。

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